映画『ファーザー』

監督：フローリアン・ゼレール
主演：アンソニー・ホプキンス

おはようございます！ザキさんです！

今回はアンソニー・ホプキンスがアカデミー賞主演男優賞を受賞した
『ファーザー』です。

ではいきましょう。

認知症になったお父さんの話

この映画は題名の通りお父さんの話です。

お父さんが認知症になって、家族が介護する話なんですけど、

この映画の凄いところは、

家族の視点じゃなくて【お父さんの視点】から描かれるんです。

例えば、お父さんが娘と話していていると次の瞬間、娘が別人になっていて、
お父さんも戸惑うし、観客も「え？え？いま何が起こっているの？」ってなるんです。

まさに認知症になった人の頭の中で、実際は何が起こっているのか【体験】する映画なんですね。

なので終始、話はあっちにいったりこっちにいったり、急に人や場所が変わったりで、不穏な展開が続いていきます。

監督は認知症の方の頭の中で起きていることを【ホラー】として描いています。
ザキさんもこの映画を観て、
「こんなことが頭の中で起こっているとしたら、とても怖いし、誰も、何もかも、信用できない」
と感じました。

認知症の方の中には、急に怒り出したり取り乱したりされる方も多いようです。
お金を盗まれたなんていうのも初期症状のひとつみたいですね。

この映画を観ると、認知症の方がどうして急に怒り出したり取り乱したりするのかが、少しだけでも理解できると思います。

なので、他者を知るためにオススメの映画です。

prime videoで配信していますので是非ご覧ください。

ではまた。