映画『すずめの戸締まり』3回観て3回泣きました。

監督:新海 誠
主演:原 菜乃華

おはようございます!ザキさんです!

今回は『秒速5センチメートル』や『君の名は。』で知られる
新海 誠監督の最新作『すずめの戸締まり』です。

※ ネタバレが含まれるので観賞後にお読みいただくことを推奨します ※

ではいってきます!

あらすじ(prime videoで12分のアバンタイトルが無料配信中)

九州の静かな町で暮らす17歳の岩戸 鈴芽は、ある日の登校中に青年・宗像 草太とすれ違う。

「この辺に廃墟はないかな。扉を探しているんだ」


と、草太は鈴芽に問いかけ、近くにある廃墟を教える。

その後、気になった鈴芽は彼の後を追い廃墟へと向かう。
廃墟につくと、そこにはひとつの扉が。

鈴芽はその扉を恐る恐る開けてみると、何もないはずの扉の先には荒野と満点の星空が広がっていた。
「なに、これ?」

鈴芽は怖くなり慌てて学校に引き返し、何事も無かったかのように友達とお弁当を食べようとする。

しかしここで異変が起こる。

先ほど帰ってきた廃墟の方から【紫色の煙のようなもの】が上がっているのだ。
「あれなに!?」と友人に聞いても、友人たちには見えていないようす。

鈴芽は慌てて廃墟に戻る。

すると先ほどの扉から勢いよく飛び出してくる巨大な【なにか】と、
その扉を必死に閉じようとする草太の姿。

ふたりは協力して扉を戸締る。

オープニングとエンディング

扉を戸締ると共にタイトルなんですけど、この映画はオープニングとエンディングが最高でして1億点ずつ合計2億点でています。
オープニングとエンディングだけでもチケット代を回収できます。

ザキさんは1回目はひとりで、
2回目は長男、次男と、
3回目は奥さん、長男、次男、長女と一緒に観に行きました。

合計で9,000円つかってますねwww

でも観るたびにオープニングとエンディングで唸らされ、毎回満足でした。
いい映画は円環構造になっていることが多いので、
クライマックスで起こったことが
すでにオープニングで暗示している発見をするのも2回以上観る楽しみですね。

監督の覚悟

『君の名は。』で彗星の衝突。
『天気の子』で大雨。

と、過去2作で【災害】を扱ってきた新海監督。

今回の『すずめの戸締まり』では
【地震】をテーマに描いています。

かなり直接的に東日本大震災を描いているので、驚きました。
当事者の方たちは辛くて観れないんじゃないかと思いました。
どこまで描いていいのか、新海監督も相当悩まれたようです。
でも批判を受けることを覚悟で、あの震災を風化させてはいけない。
との思いで今作を手掛けられました。

今回、地震を【巨大なミミズ】として表現しています。
地下にうごめいていて廃墟の扉が逆側に開くとそこから這い出てきて地震を起こす。

この【ミミズ】も今までの作品よりもファンタジー要素もありよかったですね。
次男は映画を観て「ミミズかっこいい!!」と言ってミミズの絵ばかり描いています。

みどころ

ザキさんが特に注意して観てほしいと思う3ポイントは、

・オープニングとエンディング、どちらも扉を締めるが、その【意味】の違い。

・何か所か出てくる【戸締まりシークエンス】が迫力満点。

・鈴芽は宮崎から旅をスタートして、最終地点の【ある場所】に行きますが、どのルートを通って行ったか。

でございます。

まだまだ語りたいことは山ほどですが、今回はこの辺にしておきますね。
ぜひ映画館で観て感想をください☺

ではまた!

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