映画『おおかみこどもの雨と雪』

監督:細田 守
主演:宮崎あおい

おはようございます!ザキさんです!

今回は『おおかみこどもの雨と雪』とご紹介します。

ではいきましょう!

ストーリー

女子大生のは、教室である男と出会い、恋をする。

彼は自分がニホンオオカミの末裔【おおかみおとこ】であることを花に告げる。

花はそんな彼を受け入れ、やがて2人の子ともを授かる。

生まれた長女のと長男のは、人間でありながら、おおかみに変身できる【おおかみこども】であった。

幸せな日々を過ごす4人であったが、ある日、突然【おおかみおとこ】の彼が死んでしまう。

そこから花は誰にも相談できず1人で雪と雨を育てていく。

花の子育て奮闘記

物語の前半部は、とにかく花の子育て奮闘記です。

都会の中で、おおかみに変身する我が子のことを誰にも話せず、行政にも相談できない。

そのうち郵便受けは郵便物でぎっしりになり、役所の職員がネグレクトを疑い家に訪問してくる。

もともと明るくポジティブな性格の花もとても辛そうな描写が続きます。

ある決断をする花

花は家族で田舎に引っ越す決断をします。

都会よりも自然に囲まれた環境の方が子供たちにとって合うのではないか。

そう考えてのことでしょう。

でもここでも花は大変な思いをします。

ザキさんも新潟の片田舎に暮らしているのでよくわかるのですが、

田舎の人はよそ者を敬遠する傾向があります。
(かなり偏見もあるかと思いますがご了承ください)

花もその洗礼を受けます。

古民家を大掃除したり、畑を耕す花をみて、遠くでコソコソ話す人たち。

そんな光景をザキさんも小さい頃みたことがあります。

しかし、一生懸命がんばる花に、徐々に手助けをする人たちが増えていきます。

そこから関係も良くなり、花は自分の場所を手に入れます。

ひとりで抱え込まない

結局なにが言いたいかというと、

なにごともひとりで頑張ってはいけない

ということです。

子育てもそうだと思います。

誰かに頼っていいと思います。

でも誰の目にも触れず、ひとりで頑張っていると誰も気づいてくれません。

花は意図的ではないにしても、頑張る姿を誰かが見ていたから「助けなきゃ」と思ってもらったんだと思います。

都会であれ田舎であれ、今はSNSも普及しているので、どんな人とも繋がることが出来ます。

悩まず誰かに助けを求める。
これはとっても大事だし、助けを求めやすい時代だと思いますので我慢せず甘えてほしいと思います。

この作品を観て、

「わたしもそうかも」

と思った人はぜひ1回深呼吸をして周りを見渡してみて下さい。

きっと誰かあなたの味方がいるはずです。

ではまた。