監督:マーティン・マクドナー
主演:コリン・ファレル
おはようございます!ザキさんです!
今回は映画『イニシェリン島の精霊』をご紹介します。
ではいきましょう!
あらすじ
ある日、パードリックはいつものようにコレルをパブに誘いに行く。
しかし突然コレルから「もうお前とは絶交する」と言われてしまうパードリック。
パードリックはなぜコレルがこんなことを突然いうのか全く心当たりがなく困惑する。
真相を聞き出そうといろんな手を尽くすが、事態はどんどん悪い方向に・・・。
【人間関係】と【+と-の法則】
いきなり親友から「絶交だ」なんて言われたら焦りますよね。
でもどの世界にも人間関係のこじれはあります。
その中のひとつにその人が別のステージに行ってしまったからというのがよくある話。
例えば仕事を変えてキャリアアップを目指した人がいるとして、
今まで付き合っていた会社員の友人と話していると、なんだか価値観が合わないことがあるみたいです。
そこで生じるギャップをお互いが感じ取り、自然と疎遠になっていくんですね。
しかし、一方でキャリアアップを目指しているその人が一番大事にしないといけない存在もまた、その友人だったりします。
その彼を今まで支えてくれて、苦楽を共にした過去を捨てて、今の自分のステージの人間とだけ付き合っていると、人生のバランスが崩れて転げ落ちていってしまうんだそうです。
その話を聞いたときに、あるミュージシャンが売れない時から支えてくれた奥さんと別れて、
売れた途端に新しい人と再婚するなんて話を思い出しました。
その人はその後、病気になってしまいます。
どなたかはご想像にお任せします。
このように+と-の法則って必ず作用するんですね。
この作品で感じたこと
劇中のコレルも、突然パードリックから距離を置いたため、事態はどんどん悪化していき、最後はとんでもないことになります。
思った以上に目を背けたくなるようなシーンもございますので、覚悟してご覧ください。
どんなに成功しても、おごらず謙虚でいようと改めて誓うザキさんなのでした。
ではまた!
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