監督:アルフォンソ・キュアロン
主演:クライヴ・オーウェン
おはようございます!ザキさんです!
今回はP・D・ジェイムズのディストピア小説『人類の子供たち』を、
『ゼロ・グラビティ』『ROMA/ローマ』などのアルフォンソ・キュアロンが映画化した『トゥモロー・ワールド』です。
アルフォンソ・キュアロン監督はオスカーを2度も獲得しているスゴイ人なんですね。
今作は、その監督が2度のオスカーに輝く以前の作品ですが、ものすごい内容になっています。
ではいきましょう!
あらすじ
西暦2027年————
人類は希望を失い、世界は恐慌状態に陥っていた。
なぜか人類から子供を産む能力が失われ、18年間にわたって子供が生まれていなかった。
世界中でテロや内戦が起こっていたが、英国ではなんとか秩序を保っていた。
しかし、そこに不法移民が押し寄せ、日に日に治安は悪化。
アルゼンチンで【世界最年少】の青年が刺殺され、絶望に包まれたこの日、
エネルギー省に勤めるセオは、不法滞在の若い黒人女性キーと出会う。
なんと彼女は子を身ごもっていた。
その彼女を守るべく、命がけの逃避行が始まる。
どうやって撮ったの!?
こんな展開なんですけど、
この作品はカットが入らない【長回し撮影】が多用されています。デジタル処理でそう観える処理を加えられているのですが、とにかく臨場感と緊張感が【長回し】により増大します。
以前ご紹介した第一次大戦を描いた『1917』もこの手法でした。
しかし【長回し撮影】に関してはアルフォンソ・キュアロンが本家という感じです。
長回し以外にも、例えば主人公が車に乗りチェイスするシーンがあるんですけど、「これどうやって撮ってるの??」と疑問を持つシーンも多くあるとこが見どころです。
当時、日本の配給会社がSF色強めの宣伝をしていて、DVDのジャケットも宇宙ものみたいになっているんですけど、中身はどちらかというとスリリングな戦争映画です。
この作品もめちゃくちゃ面白いのでぜひぜひご覧ください!
どうやって撮ってるの!?の車のシーンの感想などもLINEやコメントでいただけると嬉しいです!
ではまた!
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